東京Node学園祭2016に行ってきた
2016/11/24
行ってきました
東京Node学園といういわゆるNode.js (もちろんJavaScriptのお話含む)に関するカンファレンス&ワークショップイベントがあったので行ってきました。2日間開催でしたが、私用があって1日目だけの参加。しかし1日目行った後に2日目も行きたいと思うほどの濃い内容。ついこの前phpcon2016で感動したばかりですが、東京ってこういうイベントが当たり前のように毎週開催されてるんだなぁ…と、いままで東京にいなかったので色々思ってました。
場所は渋谷にあるdots.さんのイベント&コミュニティースペース。なかなかおしゃれな場所でした。
受付を済ませると手さげバッグを貰いました中には協賛企業のノベルティやフライヤーなど。MBPにシール貼ります。ぺたぺた。
NodeSchool
午前中は会場を2つに分けて、NodeShoolとディスカッションが開催されていました。NodeShoolはいわゆるもくもく会できな感じでお題に沿ってもくもく問題を解いていくものです。ディスカッションは著名人達に物申せる貴重な機会となっていました。
このたびNode.js日本ユーザグループは、ECMAScriptの仕様化団体の一人であり、JSONの開発者でもある Douglas Crockford 氏、WhatWG Social Activity WG の仕様化を進める一人であり、 Node.js core committer でもある James Snell 氏、 ECMAScript 仕様化団体の一人であり、 Node のモジュールエコシステムの今後の鍵を握る Bradley Meck 氏、デスクトップアプリ開発が可能な Electron の作者である Cheng Zhao 氏、 React/Redux をベースに次世代の フロントエンド開発フレームワークである choo の開発を進める Yoshua Wuyts 氏を迎えて2016年のNode学園祭を開催いたします。
私は芋ったNodeSchoolで使っているworkshopperが気になったのでそちらに参加。他の参加者も雰囲気的に芋ったworkshopperが気になったのではないでしょうか。
たぶんschoolやってる人も半分くらいディスカッションに耳を傾けてるのでは #nodefest
— Daijiro (@dorako321) 2016年11月12日
会場は同じで、ディスカッションはマイクを使っていたので、NodeSchoolでもくもくやっている人たちにも内容は聞き取れていました。なので特に物申したいことがない人はもくもくとNodeSchoolしつつ耳を傾けるが正解だったと思います。
workshopperはnpmでインストールできる学習支援ツールのようなもので、以下のコマンドでインストールできます。(Nodeの環境構築自体はこちらをご参照ください。)
1 |
(sudo) npm install -g javascripting |
javascriptingはjavascriptの基礎を学べます。以下の学習項目をサポート。
- javascripting
- learnyounode
- how-to-npm
- tower-of-babel
- lernyoureac
- electronica
サポートというのは、メンターがうろついているので手を上げて聞くことができるということです。行き詰まったら即手を挙げないと勿体無いです。助けてくれたらちゃんとお礼を言いましょう。
以下のコマンドで実行できます。
1 |
javascripting |
実行すると学習項目を選択する画面が表示されます。
英語が苦手な方は矢印キーで一番下まで行くと言語を選択できます。
日本語を選択しましょう。
日本語になりました。お題が出されるのでお題に沿ってファイルを作ります。チェックコマンドを走らせるとテストで実行され正解か不正解かが表示されます。学習に便利ですね。
(workshopperへのcontributeの仕方を説明する場を開くというのを耳にしたんですが、いつ行われたのか、参加できず。)
PayPal/Braintree Workshop
ディスカッションは終了し、昼過ぎからはPayPal/Braintree Workshopが開催されました。
PayPalの支払いシステムをNode.jsで実装する方法についてのワークショップです。NodeSchoolは引き続き開催していましたが、自分はこちらに移動。
「一時間私がなんでもする」を販売するサービスを作りました。
ボタンを押すと支払い確認ウィンドウが表示されます。
パーソナルアカウントの方は1000円の支払いが発生しました。
逆にビジネスアカウントの方は残高が924円と増えました。差分はPayPalの取り分となります。
なおワークショップで使った環境はいわゆるサンドボックス環境なので実際のお金のやり取りは発生しません。講師をされていた方のサンドボックス環境で数億円のやり取りを行っている画面が表示されて会場で笑いが起きる場面もありました。
Code and Learn
PayPalのワークショップが終わった後はCode and Learnで、Node.jsへのContribute方法を教えていただきました。また、実際に1時間内にPull Request(以下PR)を送ることができそうな簡単な課題を提供して、実際にみんなでPRを送ろうというものです。
最終的には16名の方がコントリビュートし、ティーシャツをゲットしていました。私も参加してかなり簡単なドキュメントの修正PRを送りました。採用されるかは不明。
もう少し時間があればテストコード周りとかやってみたかったですね。PRのお作法は理解できたので、時間を見つけてまた挑戦してみたいと思います。
いただいたTシャツ
LT
最後はLT大会。
ES2017に関する内容が一番気になったかな、最新情報もどんどん追っていかないとですね。ここらへんはまた別途記事を書きたいです。→ ES2017について記事を書きました(2016/11/24)