Hack Day 10th Anniv.に参加してFun賞を受賞しました #hackdayjp
2017/12/15
経緯
前回相当疲れた事も忘れて、2017年12月Hack Day 10th Anniv.に参加してきました。@reiji1020さんとの2人チームで「CANDY CHUPS Lab」というチームです。
事前準備
何を作るかだけはディスカッションしました。今回は「作ってみたいもの」のアイディアの種を膨らませたらお互いそれなら作ってみたいね。と一致したのでアイディアが出たら直ぐに決まりました。
事前に作るのはダメですが、必要なものを事前に揃えておくことは可能なので、必要なものを購入しました。メインはこれです。
オリジナルの缶バッジができちゃうキットです。
作ったもの
自分たちは「さりげなく身につけられるグッズ」を作るアプリとして「Shake」を作成しました。詳しくは実際の発表動画をご確認ください。
山下まみさん(マーゲイ役)から「すごい発想のフレンズでしたね」とフレンズ認定いただきました!
ハッカソン開始~発表までの流れ
会場は秋葉原UDX、前回と同じ場所です。
やることは決まっていたので隣のブースの人に挨拶しつつてきとうに準備開始。今回は画像処理を行うので言語はPythonを選択しました。(前回もPythonでしたが、前回は自分はハードウェア周りとフロントエンド周りを行ってたのでPythonはノータッチ)
自分が環境作っている間に@reiji1020さんは1時間たたずにテンプレートとなるサンプル画像の一つ目をvvvvで作成していました。さすがvvvvマスター。
vvvv(ブイフォー)とは、ビジュアルプログラミングツールで、コードを書かずにプログラミングできるツールです。このブログでもvvvvを試してイケてる映像を作成したことがあります。
今回は印刷するのでアニメーションものではなく静止画のテンプレートを作成しています。
その後も順調に作成。出来たものはCanバッチGoodを使って缶バッジにするのでプリントシートに登録していきます。
プリンターは用意していなかったので、セブンまで行ってネットプリントしました。プリントした紙は切り取り線に合わせて、こいつで缶バッジにしていきます。
できあがった缶バッジがこちら。作り上、どうしても少し不格好にはなりますが、手作り感があって良いのかなと思います。
画像からそのキャラクターの特徴的な色を抽出する方法は、いろいろ試行錯誤したのですが、最終的にk-means法を使うことになりました。
原画像からk-means法を使って、原画像で代表的な色をいくつか抽出し、XML形式で出力。そのデータをvvvvが読み取って画像生成しました。
何のキャラクターかわかりますかね? ご想像にお任せします。
後は展示・プレゼン用にバッジの量産やシールの作成などを行っていました。
話は少しそれますが、ハッカソンで嬉しいのは運営からの差し入れです。コーヒーやお菓子がテーブルに並べられていて、考えが煮詰まったり、集中力が途切れたらそれらを取りに行って食べたり飲んだりしてリフレッシュを図ることができます。
こちらはスペシャルドリンクの提供の図。スペシャルと聞いて酒か!?それはまずいぞ!!っと思ったらレッドブルでした。
@reiji1020さんのエンジニアおみくじ結果。一緒にGoやりましょう。
発表会場の下見タイム。このセットには明日の発表へのドキドキとワクワクが詰まってますね。
深夜テンションのピークを超えたあたりは職人のように黙々と生成していました。
展示
発表が終わった後は展示。想像していたよりも多くの人に来ていただきました。「発表で共感したor興味を持った」「じっさい見て分かるものなのか気になった」「vvvvについてどのようなものか知りたかった」「つかっている技術全般について知りたかった」などの理由で立ち寄っていただきました。
ここで90秒のプレゼン中では収まりきらなかった部分を説明。
デザインが気に入って来たという方には作成しておいたシール(画像中央)を1枚選んでお持ち帰り頂きました。(本当はもう少し質の良いシールを予定していたのですが、秋葉原のキンコーズが対応していないとのことで現状のものとなりました。)
そして授賞式・・
結果発表。賞は以下があります。
- 最優秀賞
- HappyHacking賞(投票賞)
- Tech賞
- Hack賞
- Fun賞
- 優秀賞(3チーム)
80組近いチームが参加しましたが、受賞できるのはほんの数組だけです。
ドキドキしながら待っていると・・・
なんと、Fun賞に選ばれました!!
審査員コメントとしては
- 個人的にもファングッズが被るとちょっと恥ずかしいという経験があった
- 自分が好きというモノは別に誰かに作られたもので表現するだけではないのではないかと思った。
- 抽象化したものをファンとして持っておくという奥ゆかしいところも日本人っぽいなと思った
- 今回は缶バッジだったが、いろんな発展性があると思い、未来を感じたためFun賞に選んだ
とのことでした。
正直、賞をもらえるとは思っていなかったので、再び壇上に上がることができて震えました。ステージ裏に入っても興奮収まりきらず二人でニヤニヤヒソヒソ話してました。
また、後日知ったのですが、ニコニコ動画でのアンケートも
- これ好き 82.0%
- ぼちぼち 18.0%
と非常に高評価で震えました。コメントも全て読ませていただきました。
感想など
2回目の挑戦でここまで行けるとは思わなかったので正直びっくりしたのと、自信の成長を感じることができました。このまま楽しんで物づくりを続けると、きっともっと面白い世界が待ってる気がするので、何かしら続けていきたいと思っています。
人数が少ないねという話は常々していたので次はメンバーを増やしつつも・・
最優秀賞狙って頑張ります!!
最後に、このイベントに関わりました皆様、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。
その他
メンバーのreiji1020さんもブログを書いているのでどうぞ
そして、こちらは2017年2月に開催されたHack Dayの記事です。(今回が2017年12月で、次回が2018年12開催予定なので、時期が移動になったようですね。)