SIBYL System

TensorFlowをWindowsで試してみる

tensorflow-lead

Google製のディープラーニングライブラリです。以前Ubuntuで試しましたが、最近Windowsに対応したようなので試してみました。パッケージとか整備されてるようで、以前Ubuntu環境の記事を書いた頃よりおまじないが少ないなーとかは思いました。

※個人的なメモです。

Pythonをダウンロード・インストールする

https://www.python.org/downloads/ でPython 3.5.2をダウンロードします。(64bit版をダウンロードします。) Pythonが64bit版でない場合、tensorflowのインストールで以下のようなエラーとなりインストールできません。

コマンドプロンプトでpythonコマンドを実行するとバージョンを確認できます

pipも入るんですね。

pipをアップグレードします

virtualenvを入れます

tensorflowを入れます

virtualenvで作業フォルダの作成

別途サンドボックスを用意してサンプルリポジトリをcloneします。

git cloneしたフォルダの中にtensorflow/tensorflow/modelsがあるので、modelフォルダをコピーして、virtualenvで設定した作業フォルダ(E:\tensorflow)に入れます。

解析プログラムまで移動して実行

GPUも認識してますね

ただしTensorflowが要求しているCuda capability(3.5以上)と今回用意したGPU(GTX 650 = 3.0)の条件があっていないためGPUは使えないようです。残念。

計算が始まりました。

完了しました。

ImageNet

画像データになにが含まれているかを分類してくれます。

猫画像をインプットしてみました。

実際に使ってみた画像は以下。実家の猫です。

triceratopsでは無いと思います。左の靴が判定の邪魔したんですかね。ほぼ同値でtiger catを判定してますね。こちらが正解感。

時間見つけてもう少し遊んでみます。

モバイルバージョンを終了