SIBYL System

Gradleを試してみる

Gradleはビルドシステムの一つです。他にはmakeやAntやMavenがあります。

ダウンロード

公式ページからダウンロードします。

インストール

インストールとはいいつつダウンロードした.zipファイルを適当な場所に配置して環境変数PATHにbinフォルダを追加するだけです。

 

gradle -v でバージョン情報を確認します。

hello world

Hello worldしてみます。

以下のコマンドで実行してみます。

タスクの定義はもう少しシンプルに書けるよう。

groovyなコードが実行できます。

実行結果

groovyには4.timesなイケてる記述ができるんですね。

実行結果

タスクの依存関係

実行結果。introはhelloに依存しておりintroが実行される前にhelloが実行されているのがわかりますね。helloに依存関係は無いのでhelloのみが実行されています。

先ほどのコード、タスクの順番を入れ替えた場合はどうなるでしょうか。

dependsOnでhelloタスクを指定していますが、helloタスクはまだ読み込まれていません。そのため、実行結果ではエラーとなりました。

回避方法としてはdependsOnで指定する値を文字列にしておくと良いようです。

dependsOn: ‘hello’に変更しました。この場合は実行できていますね。

動的なタスク

文字列でタスク名を指定しましたが、動的にタスクを作ることもできるようです。

実行結果は以下。task1から4までを生成できているようですね。

追記

タスクの内容は後から追記できるようです。

実行結果

プロパティ

プロパティを読み書きできるようです。

実行結果

Antの実行

なんとAntを実行することができます。これまで作っていたbuild.xmlファイルを実行するラッパーファイルbuild.gradleを作ることで、ゆるやかに移行していくことが可能です。

試しに以下のbuild.xml(antファイル)を呼び出します。

 

実行結果

 

次はJavaビルドあたりを試したいところ。

 

参考資料

http://gradle.monochromeroad.com/docs/userguide/userguide_single.html#ant

 

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