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fabricでgit cloneを使ってbitbucketから資材を取得する

前回、fabricの簡単なサンプルを用いてgitコマンドのインストールを行ってみたのですが、次は実際にgit cloneで資材を取得してみましょう。gitのリポジトリはbitbucketです。

まずは手動で試してみる

fabricのいいところって一度試して、historyの内容をコピーする形で構築手順書を作れる所だと思うのです。なので、いきなりfabfileに書き始めるのではなくまずは一度手動で試してみましょう。何度かやり直す場合もあると思うのでVM環境を構築してスナップショットを作成しておくと良いかもしれません。

まずはgit cloneしてみます。

さて、さっそく問題発生です。対話式でyes/noの入力の必要が出てきました。このままではfabricで自動化できません。(やり方があるかもしれませんが)。

またこちらを解決してもSSHキーの設定を実施する必要があります。設定のやり方によってはパスフレーズを聞かれてしまうので、以下の方法でパスフレーズを聞かれないように設定します。

~/.ssh/configの修正

秘密鍵と公開鍵を作成する

パーミッションを600にしておきます。

 

bitbucketにsshキーを設定する

id_rsa.bitbucket.org.pubの内容(メールアドレスを含む)をコピーして貼り付けします。

git cloneを実行する

再度実行してみましょう。対話式なしで取得出来ました。

fabricで取得する

ここからが本番です。historyコマンドを入力して、実際に実行した内容を確認しましょう。更に実行内容をコピーしてfabfile.pyを作成しましょう。

putはファイル転送です。ここではbitbucketにSSHアクセスするため秘密鍵を転送しています。

今回もローカルで試しました。新しくgit cloneしたディレクトリが追加されていたら成功です。

次はAWS環境にfabricでgit cloneをしてみたいと思います。

 

参考

[Gehirn RS2] SSHキーをBitbucketに登録してgitコマンドを使えるようにする

 

 

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